京都芸術大学 アートプロデュース学科

  • 授業風景

アートプロデュース基礎演習
「わたしがわたしたりえるもの展」

2021.10.6 Wed.

こんにちは。アートプロデュース学科です。
10月6日(水)にアートプロデュース学科1年生の授業で展示を行いました。
学科の1年生全員で取り組む展示は今回が初めてです。

展示タイトルは「わたしがわたしたりえるもの展」。
このタイトルには、通常言葉で伝える「自己紹介」を、物を展示することで表現するという意味が込められています。
皆それぞれが、わたしを知ってもらえるものを持ち寄って展示を組み立てました。

この授業では集大成として学内のGalerie Aube (ギャルリ・オーブ)で展示をします。
規模の大きな展示の前のプレ展示として、物の使い方や設営の方法、テクニックを学びます。

今回はその様子を覗いてみましょう。

教室内で自分の展示場所を決めます

自分が決めた展示スペースの前にちょこんと立っています

展示台を設置して、展示の見え方を確認します

この展示では、キャプションに糊付きのクリアなシートを使いました。
展示品を見ただけではわからないことを、「なぜ、わたしにとって大切なのか」「なぜ、これがわたしたりえるものなのか」を情報として加えます。

キャプションの位置を相談中…

キャプションを貼リます

シートの貼付が難しい素材でも先生が丁寧に教えてくれます

さあ、展示が完成しました。
皆で鑑賞会をします。今回は展示も鑑賞者も自分たちです。
展示を通して、わたしたりえるもの・その展示方法を鑑賞し、仲間の個性をより深く知れたのではないでしょうか。

中には、SNSアカウントを「わたしたりえるもの」として紹介している学生の姿もありました。

授業を担当されている山城先生は、「自分のアバターとして存在しているものが、わたしそのものだと思っている。今の大学生らしい選択だと思いました。」とコメントされていました。

山城先生による総括。見る相手を常に意識し、伝える相手を想像することが大切だと展示を通して学生たちに伝えていましたね。

いかがでしたでしょうか。
学生は数時間の間に展示の設営から撤収まで、大忙しでしたね。
この授業の集大成になるGalerie Aube (ギャルリ・オーブ)での展覧会は、またこのブログでご紹介いたします。
お楽しみに!

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